ミキサーゲルは便利だけど、使い方が難しい……
そう思っていませんか?
実はミキサーゲルには大切な性質があります。
それは「温かいほど固まりやすい」ということです。
これを知っておけば、ミキサーゲルの量の決め方がわかりやすくなります。

温かいほど固まりやすい事を知ってから、「温かい食材の時はミキサーゲルを少なめにする理由」が分かり、失敗がぐっと減りました。
※このブログの情報は一般的な介護食の参考情報です。嚥下機能には個人差があります。必ず担当の医師・言語聴覚士・管理栄養士にご相談の上でご活用ください。
・ミキサーゲルの大切な性質(温かいほど固まりやすい)
・冷たい食材・温かい食材の量の目安
・慣れるまでの目安パーセント
・温度別の計算例
ミキサーゲルの大切な性質|温かいほど固まりやすい
ミキサーゲルの大切な性質
温かいほど、固まりやすい
つまり、
・冷たい食材の時はミキサーゲルを多めにする。
・温かい食材の時はミキサーゲルを少なめにする。
これがミキサーゲルの超基本の性質です。
ミキサーゲルの目安量(冷たい食材と温かい食材の違い)

ミキサーゲルの量は食材が「冷たい」か「温かい」かで決まります。
| 食材の温度 | 割合 | 全体量100gに対して |
|---|---|---|
| 冷たい食材の場合 | 全体の1.0〜2.0% | 1.0〜2.0g |
| 温かい食材の場合(約40℃以上) | 全体の0.5〜1.0% | 0.5〜1.0g |
出典:宮源株式会社 公式情報

つまり、温かい食材の方が固まりやすいから、ミキサーゲルの量は少なくて良いってことね。0.5g〜1.0gと幅があるのはなぜ?

ミキサーゲルの量に幅があるのは、食材に含まれる脂質・食物繊維・塩分濃度の違いでミキサーゲルの量が少し違ってくるからです。

ややこしい〜!もっと簡単に教えて。

大丈夫です!まずは、冷たい食材は1.5%、温かい食材は0.8%だと考えましょう。
初心者はここを見て!ミキサーゲルの量

料理の内容によって、多少ミキサーゲルの量が変わります。
しかし、慣れるまではこの数値で作りましょう。
迷ったらまずはこの量から始めましょう!
- 冷たい食材 → まずは1.5%から試す
- 温かい食材 → まずは0.8%から試す
⚠️ 注意!ミキサーゲルは3%以上使わない
食材によって量を増やして調整することはできますが、3%以上になると弾力が出てきます。食べにくくなるだけでなく、誤嚥の恐れがあるため、3%を超えないようにしましょう。
出典:宮源株式会社 担当者への電話確認(2026年6月4日)
冷たい食材を使った場合
冷たいだし汁や冷蔵庫から出した食材を使うときの計算例です。
🧮 一緒に計算してみましょう!
ほうれん草50g + 冷たいだし汁50g = 全体100g
100g × 1.5% = ミキサーゲル1.5g
温かい食材を使った場合
温かいだし汁や加熱した食材を使うときの計算例です。
🧮 一緒に計算してみましょう!
ほうれん草50g + 温かいだし汁50g = 全体100g
100g × 0.8% = ミキサーゲル0.8g
実際に作ってみましょう|簡単レシピ2選
量の計算ができたら、実際に作ってみましょう。まずはシンプルな食材から試すのがおすすめです。
レシピ①ほうれん草のムース食
材料(1食分)
- ほうれん草(ゆでたもの)50g
- だし汁 50g
- ミキサーゲル:冷たい場合1.5g/温かい場合0.8g
詳しい作り方・写真つきレシピはこちら▼
レシピ②みかんジュースのムース
材料(1食分)
- みかんジュース(冷たいもの)100g
- ミキサーゲル:1.5g(冷たいので1.5%)
詳しい作り方・写真つきレシピはこちら▼
まとめ|食材の温度を見てから量を決めましょう
- ミキサーゲルは「温かいほど固まりやすい」性質がある
- 冷たい食材100g → まずは1.5%(1.5g)から試す
- 温かい食材100g → まずは0.8%(0.8g)から試す
- まずは目安量から試してみる

「食材が温かいか冷たいか」を確認してから量を決める。この習慣をつけるだけで、失敗がぐっと減ります。難しく考えなくて大丈夫です。
補足|泡だて器やスプーンでもムース食が作れます
実はミキサーゲルは、泡だて器やスプーンを使って混ぜるだけでもムース食が作れます。
ミキサーを出して洗って…という手間がなくなるので、毎日の介護食づくりが楽になります。
普段のジュースやペースト食も、泡だて器ひとつでムース状にできます。
ただし、手回しはミキサーに比べて混ぜる力が弱くなるため、ミキサーゲルの量をミキサーの時より少し多めにする必要があります。
手回し・泡だて器での作り方と量の目安はこちら▼
ミキサーゲルの基本的な使い方はこちら▼
お粥が固まらない理由はこちら▼
ゲル化剤の種類・選び方はこちら▼






