
本当においしいの?ちゃんと固まる?
私も最初、同じことが気になっていました。
ずっとゲル化剤(スベラカーゼ)でお粥ゼリーを手作りしてきた私。普段の食事はそれで乗り越えてきたけれど、ずっと不安だったことがあります。
外出先では、お弁当箱に詰めて持っていくことができない。災害時は、電気が使えなくてミキサーが動かない。そんな不安を抱えながらも、何も準備できていませんでした。
粉末タイプのお粥ゼリーがあることを知ったのは、このブログを書き始めたことがきっかけです。「これさえあれば、外出先でも災害時でも困らないかもしれない」そう思う反面、「本当においしいの?ちゃんと固まる?」という疑問も正直ありました。
今回は実際に宮源のお粥ゼリーを作って、食べてみました。写真も撮りながら試したので、固まり方・味・使いやすさを、ゲル化剤手作り派の目線で正直にお伝えします。
- 宮源のお粥ゼリーの作り方(写真つき)
- 実際に食べてみた味・固さ・まとまり感の正直な感想
- 手作りとの違いと、上手な使い分け方
- 向いている人・注意が必要な人
宮源のお粥ゼリーとはどんな商品?

宮源のお粥ゼリーは、株式会社宮源が製造・販売する粉末タイプのお粥ゼリーの素です。国産米粉を使用しており、お湯に溶かして混ぜるだけで、均一なお粥ゼリーが手軽に作れます。
ラインナップは2種類あります。
| タイプ | 内容量 | 向いている方 |
|---|---|---|
| 小袋タイプ | 20g×15包 | 初めて試したい方・少量使いたい方 |
| 大袋タイプ | 2kg | 毎日使う家庭・施設向け |
小袋タイプの価格は1,800〜2,300円前後が目安です(販売店により変動します)。今回は小袋タイプ(15包入り)を使いました。



宮源のお粥の特長は「水でも作れる・長期保存ができる」こと。小袋タイプで最長3年半、大袋タイプで5年保存できます。他の粉末タイプにはない強みです。
他の粉末お粥ゼリーと比べたい方はこちら▼
お粥ゼリーを実際に作ってみた(お湯バージョン)

今回はお湯(70℃以上)を使って作ってみました。
用意するもの

- 粥ゼリーの素 宮源のお粥 20g(1包)
- 熱湯(70℃以上)100〜160ml
- 計量カップ
- お茶碗
- 泡立て器

お湯の量で固さが変わります。100mlだとしっかりめ、160mlだとやわらかめに仕上がります。娘の状態に合わせて変えられるのが助かります。
作り方
①お湯を量る
ポットのお湯をそのまま使えます。今回は100mlで作りました。
②袋を開ける
粉はサラサラとした質感。開封したら全量使いましょう。

③お茶碗にお粥ゼリーの粉末を入れる

④お湯を「一気に」注ぐ

⑤泡立て器で30秒しっかり混ぜる




かたまりにならないよう、泡立て器で素早く混ぜるのがコツです。
⑥50℃以下に冷めたら完成



混ぜるだけで本当に出来ました!ゲル化剤で手作りしていた頃とは、手間が全然違います。
食べてみた正直な感想

見た目・固さ

色はお米の白色ですが、少し透明感があります。固さはとてもやわらか。スプーンで傾けると「ポトッ」と落ちるくらいのやわらかさでした。

お湯を100mlで作ると少しもったりした仕上がりになります。もっとやわらかくしたい場合は、お湯の量を増やして調整してみてください。
味・風味
ほんのりお粥の香りがして、食欲をそそります。変な味やにおいはなく、素直においしいと感じました。

「粉末なのに、ちゃんとお粥の味がする」というのが正直な感想です。もっと人工的な味を想像していたので、いい意味で裏切られました。
口の中でのまとまり感

口の中でしっかりまとまり、喉に引っかかる感じがありません。スッと飲み込める状態で、嚥下に不安がある方にも食べやすい仕上がりだと感じました。

ゲル化剤で手作りしたときと比べても、まとまり感は遜色なし。
娘の反応
娘はパクパクと食べてくれました。娘は話すことができないので、言葉での感想は聞けません。でも、食べる手が止まらなかったのが、一番の答えだと思っています。

「おいしい」と言ってもらえなくても、食べ続けてくれる姿が何より嬉しかったです。
まずは小袋タイプから試してみてください▼
管理栄養士として気になった成分
今回は、管理栄養士の視点から気になった成分や原材料についても詳しく解説します。
原材料と栄養成分(1包20gあたり)

原材料:米粉加工品(うるち米・国産)、デキストリン、小麦粉、ゲル化剤(増粘多糖類)
| 項目 | 含有量 |
|---|---|
| エネルギー | 70.8kcal |
| たんぱく質 | 0.6g |
| 脂質 | 0.1g |
| 炭水化物 | 17.5g |
| 食塩相当量 | 0.04g |
※この表示値は目安です(パッケージ記載)。
原材料を管理栄養士目線で見ると
主原料は国産うるち米の米粉です。デキストリンはでんぷんを分解した成分で、消化しやすく、エネルギー補給に適しています。ゲル化剤(増粘多糖類)がゼリー状に固める役割を担っています。
塩分が含まれていないのは、介護食として嬉しいポイントです。塩分制限がある方にも使いやすい成分構成です。
アレルギーについて
原材料に小麦粉が含まれています。小麦アレルギーがある方は使用できません。必ずパッケージの原材料表示を確認してから使用してください。お子さんや高齢者に使う前に、必ずアレルギーの確認をしてください。
こんな人におすすめ・向かない人
こんな人におすすめ
- 外出先や旅行にお粥ゼリーを持っていきたい方
- 災害時の備えとして備蓄しておきたい方
- 毎回固さがバラバラで安定させたい方
- はじめて粉末タイプを試したい方
- ミキサーや調理器具を使わずに作りたい方
向かない人・注意が必要な方
- 小麦アレルギーがある方→ 原材料に小麦粉が含まれています。使用前に必ず確認してください。
- 毎日大量に作る施設や家庭→ 小袋タイプはコスト面で割高になります。毎日使うなら大袋タイプ(2kg)の方が経済的です。
- 水で作る場合はペースト状になる点に注意→ 非常時など水しか使えない場合、温度が低いためゼリー状にはならず、ペースト状に仕上がります。飲み込みの状態によっては適さない場合があるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
手作りと粉末タイプ、使い分けるのがベスト

正直に言います。味だけで比べると、酵素パウダーとミキサーゲルで作った手作りのお粥ゼリーの方がおいしいです。ふわふわした食感で、ごはんの甘い味がしっかりします。できるなら毎日、手作りの粥ゼリーを作ってあげたいです。
でも、たとえばこういう日に手作りするのは、正直かなり大変です。
- 災害でミキサーが使えない日
- 体調が悪い日
- 急に外出しないといけない日
- 介護や育児で余裕がない日
だから、普段は「手作り+冷凍保存」、いざというときは「粉末タイプを活用」する。これが、今の私のベストな答えです。
手作りお粥ゼリーの作り方はこちら▼
よくある疑問Q&A
Q. ちゃんと固まらないことはある?
固まらない主な原因は、お湯の温度が低いか、混ぜ方が足りないケースです。ポットのお湯をそのまま使い、泡立て器で30秒しっかり混ぜれば、ほぼ失敗しません。まれに米粉の焦げたもの(黒色または茶褐色)が見られることがありますが、パッケージに「品質には問題ありません」と記載されています。
Q. 冷蔵保存で何時間もつ?
パッケージには明記されていませんが、衛生面を考えると当日中に食べきることをおすすめします。作り置きより、食べる直前に作る方が安心です。
Q. 開封後の保存方法は?
パッケージに「吸湿性があるため、開封後はお早めにご使用ください」と記載されています。開封後は湿気を避けて保存し、できるだけ早く使い切ってください。
Q. 小袋と大袋どちらがいい?
はじめて試すなら小袋タイプ(20g×15包)がおすすめです。味や固さを確認してから、気に入ったら大袋タイプ(2kg)に切り替えると無駄がありません。

私は最初に小袋タイプで試しました。「これなら続けられる」と感じてから大袋を検討するのが、後悔しない買い方だと思います。
まとめ

今回、粉末タイプのお粥ゼリーをはじめて作ってみました。正直な感想をまとめます。
- 作り方はとにかく簡単。混ぜるだけで均一に仕上がる
- 味は手作りには敵わないけれど、まずくはない
- 「普段は手作り、いざというときは粉末タイプ」が私のベストな使い方
娘がパクパク食べてくれた姿を見て、これで災害時にも困らずに済むと安心できました。

完璧じゃなくていい。「いざというとき」の準備が、毎日の安心につながると思っています。まずは小袋1つ、試してみてください。
まずは小袋タイプから試してみてください▼
毎日使うなら大袋タイプがお得です▼
他の粉末お粥ゼリーと比べたい方はこちら▼



