嚥下食の備蓄は、常温保存できるエバースマイルが最も現実的です。
「もし災害が起きたとき、この人の食事はどうすればいいんだろう……」
嚥下障害がある家族を介護していると、普通の備蓄では足りないことに気づきます。

缶詰やレトルトを備蓄しても、うちの親には食べさせられない……
私も同じ悩みを抱えていました。
嚥下障害がある娘は体調を崩すとムース食しか食べられなくなります。そんな時、「もし停電したら」「避難が必要になったら」と考えるたびに不安でした。
そこで辿り着いたのがエバースマイルのムース食を備蓄食として使うという方法です。管理栄養士として介護する母として、実際に30食分を備蓄した経験をもとにお伝えします。

「備えがある」と知っただけで、気持ちがずいぶん楽になりました。
・嚥下食の備蓄が難しい理由
・エバースマイルを備蓄食に選んだ理由
・5日分の備蓄計画と実際の計算方法
・備蓄するときの注意点
嚥下食の備蓄が難しい3つの理由【災害時の介護食問題】

内閣府は住民に対して、最低3日分、できれば1週間分の食料備蓄を呼びかけています。しかし嚥下障害がある方の家庭では、一般的な備蓄方法がそのまま使えないことが多いです。
冷凍食品は停電時に使えない
宅配の介護食やムース食の多くは冷凍タイプです。日常使いには便利ですが、停電が続くと解凍できなくなります。大規模災害では停電が数日から数週間続くこともあり、冷凍食品だけでは備蓄として不十分です。
手作りムース食は災害時に作れない
ミキサーや固める粉(ゲル化剤)、温かいお湯が必要な手作りムース食は、ライフラインが止まった状況では作れません。普段どれだけ上手に作れていても、災害時には手が届かなくなります。
市販のレトルトは嚥下障害がある人に向かないものが多い
一般向けのレトルト食品は、嚥下障害がある方にはかたさや形状が合わないものがほとんどです。缶詰・カップ麺・パウチのご飯など、防災食の定番品はそのまま使えないことが多く、準備に困ります。

「うちの子に食べさせられる備蓄食がない」というのが、ずっと頭の片隅にありました。
私がエバースマイルを備蓄食に選んだ理由

我が家はすでに冷凍庫がいっぱいで、これ以上冷凍食品を増やす余裕がありませんでした。その中で「常温で置いておける」という点が、選ぶ決め手になりました。
また、常温保存できる介護食は他にもありますが、ムース状に成形されている商品は、私が調べた限りエバースマイルだけでした(2026年5月時点)。
常温保存できるから冷凍庫がいらない
エバースマイルを選んだ一番の理由は、常温で保存できることです。
エバースマイルのムース食はレトルト食品です。冷凍庫を使わず、棚や押し入れにそのまま保管できます。停電が起きても関係ありません。
ひとつだけ、私自身が最初に勘違いしていたことをお伝えします。公式サイトには「賞味期限:製造から12ヶ月」とちゃんと書いてあります。でも私は「届いてから12ヶ月食べられる」と思い込んでいました。

実際に届いた商品を確認すると、到着時点での残り期間は約10ヶ月前後でした。
会社の表記は正確なのですが、「製造から」という部分を読み飛ばしてしまいがちです。同じ勘違いをしないよう、届いたらすぐに賞味期限を確認することをおすすめします。
実際の賞味期限データ(みかん調べ)
- 注文日:2026年3月27日/到着日:2026年3月31日
- ビーフステーキの賞味期限:2027年1月13日(残り約9.5ヶ月)
- ふっくら粒なしごはんの賞味期限:2027年2月2日(残り約10ヶ月)
公式の「製造から12ヶ月」は正確な表記です。届いてからではなく製造日からのカウントなので、到着時点での残り期間を必ず確認してください。
持ち運べるから避難先でも使える
1個100gのパウチ型なので、避難袋に入れて持ち出すことができます。電子レンジがある環境であれば温めて食べられます。さらに停電時でもそのまま食べられるのが大きなメリットです。

避難袋に「娘が食べられるもの」を入れられたとき、初めて本当の意味で備えができたと感じました。
まとめ買いで1食383円と割安だった
単品グレード別に買うとスタンダード388円・プレミアム437円・デイリー328円ですが、30食バラエティセットだと1食あたり383円になります。デイリー単品より少し高くなりますが、3種類すべてが入っていて、スタンダードやプレミアムより割安で試せるのが選んだ理由のひとつです。
味については個人差がありますが、我が家では娘が問題なく食べられました。価格や味が気になる方は、まず公式サイトのお試し3品セット(1,153円・送料無料)から試してみるのも安心です。
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5日分の備蓄計画|実際の計算方法

1日に必要な量の目安
私が娘のために用意している1日分の食事はこうなっています。
| 食事 | 1袋あたり | 1日6袋 |
|---|---|---|
| エバースマイル主菜 | 約120 kcal | 720 kcal |
| ふっくら粒なしごはん | 81 kcal | 486 kcal |
| 合計 | 約1,200 kcal |
主菜とごはんを合わせて1日約1,200kcal。嚥下障害があり食事量が少なめの方の目安として、この量を基準にしています。体格や活動量によって個人差があるので、かかりつけの医師や管理栄養士に確認するとより安心です。
主菜30袋+ふっくらごはん30袋で5日分のストックになる
1日6袋×5日分=30袋。主菜30袋とふっくら粒なしごはん30袋を備蓄しておけば、5日間を乗り切れる計算になります。
5日分の備蓄リスト
- エバースマイル主菜 30袋(30食バラエティセット×1箱)
- ふっくら粒なしごはん 30袋
※水分補給用の飲料・とろみ剤も忘れずに備蓄してください。

「30食バラエティセット1箱=5日分のストック」と考えると、とてもシンプルです。注文するたびに備蓄が補充される感覚で使っています。
ふっくら粒なしごはんについてはこちらの記事で詳しくレビューしています▼
備蓄するときに気をつけること
賞味期限はいつ確認すればいい?
届いたらすぐに賞味期限を確認してください。公式サイトには「製造から12ヶ月」と正確に書かれていますが、「届いてから12ヶ月」と思い込みやすい表記でもあります。私も最初はそう勘違いしていました。
実際に手元に届いた時点での残り期間は約10ヶ月前後です。備蓄計画を立てるときは、この点を踏まえて考えると安心です。確認したら箱の側面にマジックで「期限:〇〇年〇月」と書いておくと管理が楽になります。
ローリングストックで無駄なく使い切る
ローリングストックとは、備蓄品を日常的に消費しながら新しいものを補充していく方法です。「古いものから使って、使ったら補充する」を繰り返すだけで、賞味期限切れを防げます。
エバースマイルは日常の食事にも使えるので、ローリングストックに向いています。備蓄のために買ったものが普段の食事にも役立つのが、介護食の備蓄としてとても助かります。
備蓄時の注意点
- 直射日光・高温多湿を避けて保存する
- とろみ剤・水分補給用飲料も一緒に備蓄する
- 持病がある方は主治医に備蓄食の内容を確認する
まとめ|嚥下食の備蓄はエバースマイルが現実的な選択肢

- 冷凍食品・手作りは災害時に使えないことがある
- エバースマイルは常温保存・持ち運び可能で嚥下食の備蓄に向いている
- 主菜30袋+ごはん30袋で5日分のストックになる
- ローリングストックで日常使いしながら備蓄を維持できる

「備えがある」という安心感は、介護の日常をもう少し楽にしてくれます。完璧でなくていい。まず1箱、棚に置いてみるところから始めてみてください。
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