
子どもがごはんを食べてくれない。
むせてしまう。

刻み食でもバラバラしてしまって、余計に食べにくそう…。
何か他に食べやすいものがないのか。
このような悩みを解決します。
・子どもにムース食は向いている
・メリット、デメリット
・子供が喜ぶムース食メニュー

私の娘(10歳)も高齢者向けの介護食(ムース食)を利用しています。
離乳食は味が薄く、量も少ないため、娘の年齢には合いませんでした。
「障害児専用のムース食」はほとんどなく、市販されている多くの商品は 「嚥下障害がある方向け=高齢者向け」に作られています。

嚥下や咀嚼がむずかしいお子さんにとって、高齢者向けのムース食は食べやすくて美味しいので、大きな助けになる食形態です。
嚥下や咀嚼がむずかしいお子さんにとって、「ムース食」はどのように役立つのか、また活用の際に気をつけたいポイントをご紹介します。
子どもにムース食が向いている理由

ムース食は「介護食」「高齢者向け」というイメージがありますが、
実は 子どもにもとても向いている食形態 です。
- むせにくい
- 飲み込みやすい
- 見た目で“何を食べているか”分かる
こうした特徴は、子どもの飲み込みの不安定さと、とても相性が良いです。

うちの娘は体調が悪い時は、刻み食は食べられなくなります。
ムース食だとツルンと飲み込めるので、食べてくれます。
※子ども向けの食形態として、ムース状の食事は
日本摂食嚥下リハビリテーション学会「発達期嚥下調整食分類2018」にも記載があります。
「今日はなんだか飲み込みにくそう…」
そんな日の“もう一つの安心の選択肢”として、とても便利です。
ムース食のデメリット

ムース食は、飲み込みや噛む力が弱い子どもや高齢の方にとって、とても心強い食形態です。
ただ、「便利だから何でもムース食でOK」というわけではなく、家庭で使う場合には知っておきたい注意点もあります。
手作りは手間と時間がかかる
ムース食は、
- 食材をしっかりやわらかく煮る
- ブレンダーでなめらかにする
- とろみ剤・ゲル化剤で固さを調整する
という手順が必要です。
慣れるまでは
「ちょっと大変だな…」と感じる方も多いです。

ムース食は冷凍保存出来ます。
子供が好きな料理は、まとめて作って冷凍しておくのがポイントです。
ムース食のかたさ調整に慣れが必要
ムース食は かたさが一定であることが重要です。
最初はゲル化剤の量の調整が難しく、
「今日は固かったかな?」
「少しやわらかすぎたかな?」
と迷うことがあります。

何回か作れば慣れてきますので、安心してください。
見た目がいつもと違い、戸惑うこともある
ムース状にすると、普通食とは見た目が違います。
初めて見ると、子どもによっては
「これなに?」
と警戒することもあります。
そんな時は、100均で売っている星型・ハート型・動物型の可愛いシリコン型に入れると喜んで食べてくれます。
ムース食のメリット

むせにくく、安心して食べられる
ムース食は まとまりがよく、のどに引っかかりにくい食形態です。
飲み込みが不安定な子どもでも、誤嚥しにくく、食べやすいという特徴があります。
さらに、ムース食は 毎回同じ固さ(粘度)なので、
「今日は固い部分があるかも」「パサつかないかな」
といった不安が少なく、子どもも安心して食べられます。
食感の変化が苦手な子や、のどが痛い時期にも取り入れやすく、
食べやすさの安定につながる食形態です。
見た目がきれいで、食べる意欲につながる
ミキサー食やどろどろ食は見た目が均一で、食べる意欲がわきにくいことがあります。
でもムース食は盛り付けで可愛くできるのが魅力のひとつです。
市販のムース食で簡単に取り入れられる
市販のムース食は、固さも安全性も一定に作られているので、
忙しい日や体調が悪い日に すぐ安心して出せるのが良いところ。
レンジで温めるだけでOKなので、
「もう作れない…」という日に本当に助かります。
娘は急に体調を崩すこともあるので、その時にムース食の冷凍宅配弁当が冷凍庫にあるととても助かります。

娘を看病しながら、ムース食を作るのは大変なので、常にストックしています!
ムース食の冷凍宅配弁当はウェルネスダイニングのムースやわらか宅配食とは?特徴・料金・栄養・レビューまとめを参考にして下さい。
体調に合わせて切り替えできる安心食
子どもは体調によって飲み込みが変わることがあります。
娘は、普段はきざみ食を食べていますが、風邪をひいた時、花粉症で鼻水・痰が多い時、のどが痛い時は一切食事が取れなくなっていました。

このまま食事がとれないなら経管栄養に以降かと考えていましたが、そんな時に「ムース食」を知りました。
「とりあえずこれなら食べられる」 がとっても大切!!
子どもが喜ぶムース食メニュー

わが家でも食べやすかった、定番のメニューをご紹介します。
手作りムース食
ムース食は、ご家庭の料理をミキサーやブレンダーでなめらかにし、固さを調整することで作れます。
ただ、作り方を詳しく書くと少し長くなるので、手作りレシピは別の記事に分けてまとめています。
▶ 手作りムース食の基本レシピはこちら(予定)

忙しい日でも作りやすいように、工程をできるだけシンプルにしています。
市販のムース食
市販のムース食は料理の種類が豊富です。
レトルト食品や冷凍宅配弁当があり「今日は疲れていて料理できない」「あと一品足りない」時に役立ちます。
始めて市販のムース食を購入する際は、市販ムース食おすすめ5選【食べやすさ・価格・味を比較】(予定)を参考にして下さい。
まとめ

ムース食は「高齢者向け」という印象が強いものの、
噛む力や飲み込みが不安定な子どもにも安心して使える食形態です。
・嚥下障害がある子供も食べやすい
・のどに引っかかりにくく、まとまりが良い
・手作りも市販品も状況に応じて選べる
・体調や成長に合わせて食形態を考える
・保護者の負担軽減につながりやすい
手作りは手間がかかりますが、子供が好きな料理を出してあげられますし、市販のムース食は温めるだけで完成するので便利です。
子どもの食形態は成長や体調で変化するため、迷う場面も出てきます。
ムース食をひとつの選択肢として知っておくと、飲み込みやすさを保ちながら、日々の食事を無理なく続けやすくなります。

子どものための工夫と同時に、保護者自身の負担を軽くする方法を選んでいきましょうね。


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